堺環濠都市に人を繋ぎ、堺の伝統産業を知ることができる複合施設を計画いたしました。今回利用する「内田邸」は明治10年に醤油問屋によって建てられた最大天井高8mの大型の民家です。現在この民家の保存活動が行われておりますが残念ながら難航しており、このままでは2年後には取り壊されてしまうかもしれません。この歴史ある建物を堺市内外の人が利用できるように残したいという想いも込めて企画いたしました。建物の機能には堺の財産である伝統産業(刃物・注染・線香・昆布など)の魅力を伝える為のポップアップショップや、実際に周辺にある工房などに足を運んでもらえるように案内所を作りました。他にも大きな土間空間は時間帯によって集会所やカフェ・宿泊施設になるなど、建物の空間を活かしつつ人が集まるような施設機能を備えております。
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