物と情報に溢れる現代で、好きなものだけを選択し没入するようになったZ世代。
「オタク」が嫌厭されていた時代が過ぎ去り、「推し活」はもはや日常的なものになりました。
さらに、「推し」の存在は消費だけでなく価値観や考え方、キャリアにも影響を及ぼすこともあり、
企業のマーケティングでもZ世代の「推し活」の熱量が注目されるようになってきました。
しかし、自由に好きなものを好きと言える時代になった反面、
「推し疲れ」というワードも頻繁にSNSで目にするようになりました。
もはや、「推し」に熱中すること自体がステータスになりつつある今、
それをめぐる葛藤も同時に存在し、課題となってきました。
このZINEでは、人々と「推し活」のリアルな関係性を探るべく、
アンケートとインタビューを通して「推し活」の今を掴もうとしました。
「推し」議論はただ明るく軽薄な話題として受け取られることもしばしばですが、
実際のところ、今日のZ世代の生きるそれぞれの世界を
映し出すようなテーマであり、時に歪みも垣間見えるもの。
何かを「推す」ことの心理、葛藤、闇などを可視化することで
この行動の特異性について明らかにし、
「推し活」の現状とこれからを考えるきっかけとしたいと思います。
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